野菜を新鮮に長持ちさせるスゴ技!!50℃洗いが凄かった!

やさい好きの男の子のイラスト
そばだんごちゃん
そばだんごちゃん

料理するのって買い物から、冷蔵庫の中の食品の管理、乾物の管理、など食材を腐らせないようにするのって大変なのよね。

特に、野菜、葉物の野菜は1週間まとめて買うとすぐに痛んじゃうから困っちゃうのよねぇ。

何かいい方法はないかしらねぇ?

といった疑問を解決します。

今回紹介するのは「50℃洗い」というものです。

「50℃洗い」とはその名の通り、食材を50℃のお湯で洗ってあげることで野菜がシャキシャキになり、新鮮さを取り戻すことができるのです!

そばだんごちゃん
そばだんごちゃん

50℃のお湯で洗っちゃったら野菜なんかくたくたになっちゃうんじゃないの?

いえいえ、50℃ではまだ食材には火が通らないので安心してください。

食物の中に含まれるたんぱく質は55℃以上になると熱によって変化します。

その為、55℃未満ならばたんぱく質が固まらない「生」の状態を保てるんですね。

しかも、50℃で一度洗うことによって食物を腐らせる菌の繁殖を抑える効果まであるので、腐りやすくなるどころかより日持ちが良くなるのです。

この記事の内容

50℃洗いで野菜の鮮度がよみがえるって本当?

50℃洗いをすると味までよくなっちゃうの?

50℃洗いってどうやればいいの?

この記事を書いている僕は、調理師免許を持った元イタリア料理人です。都内の有名ホテルで2年働いた後、イタリアンレストランで料理の腕を磨きました。

今は、結婚し嫁さんのために毎日料理を作っています。共働きなので3週間のうち2週間は僕の当番が回ってきて、、、って感じですが。

この記事を読めば少ししんなりして元気のない野菜も魔法のようにシャキっとよみがえらせることができますよ。

50℃洗いで野菜の鮮度がよみがえるって本当?

新鮮な野菜のイラスト

本当です。くた~っとしていた葉物の野菜も「シャキッ」としたみずみずしい新鮮なものによみがえります。

50℃洗いを使いこなせるようになると、1週間分まとめて食材を買うときにも、葉物の野菜も買えるようになりますね。

では、なぜ、くた~っとしていた野菜が50℃洗いをするとシャキッと新鮮に戻るのかと言いますと、時間がたって「水分が抜けてしまった野菜に、水分が吸収される」からなのです。

詳しく説明すると、野菜の細胞は収穫されてからもまだ生きていて、水分の蒸発を防ごうと、気孔を小さく閉じているんですね。

”この気孔を開かせたい”そこで50℃洗いが活躍します。

50℃のお湯で洗うことで、この気孔が驚き、グワッと開きます。

そこへ水分が入り込み、細胞が水分を一気に吸収するのです。

野菜の筋やでんぷん、たんぱく質が失った水分を瞬時に吸収するため、重さにすると40%ほど増えることもあるそう。

これは凄いですよね!採れたて野菜のようにみずみずしくなるんじゃないかと思ってしまうほどの吸収力!

しっかりと水分を吸収したらこの気孔はしっかりと閉まるので、また水分の蒸発を防いでくれます。

野菜の殺菌効果も。50℃洗いで野菜が長持ち

にんじんのイラスト

50℃で洗うことで表面の汚れが落ちるのはもちろんのこと、酸化物質や、アクの素となる成分までも一緒に落としてくれます。

その為、野菜特有のえぐみや青臭さが無くなり、下処理が一つ省けるようになります。これなら野菜嫌いのお子さんにもおすすめできますね。

また50℃洗いには、野菜を腐らせる菌を抑える働きもあります。

その為、50洗いをした野菜は日持ちがグンッと良くなるのです。

50℃洗いをすると味までよくなっちゃうの?

かぼちゃのイラスト

そうなんです。50℃洗いをするだけで野菜の味がもっと美味しく、甘く感じられるようになるのです。

ちょっと信じられないようですけど、ちゃんと説明していきますね。

野菜にはアミラーゼ酵素という甘みやうまみを発生させる酵素があります。

この酵素が50℃になることで活発に活動するようになるのです。

また、野菜の細胞を結びつけているペクチンを強める効果もあるので、噛んだ時の食感まで良くなってしまうんです。

恐るべし50℃洗い!

50℃洗いってどうやればいいの?

キレイなまな板のイラスト

やり方はすごく簡単です。

まず沸騰したお湯と水を同量で割ります。これがだいたい50℃です。

最初はちゃんと温度計を使って計ってくださいね。高すぎると、火が入ってしまうので要注意です。慣れてくると触っただけでだいたいの温度が分かるようになります。

そうしたら、冷めたら継ぎ足すようの熱いお湯と、冷ますようの冷たい水をそれぞれ用意します。

そして、50℃のお湯で野菜を洗います。ざるにあげます。しばらく置くと野菜がシャキシャキに!これは簡単で試してみたくなってきましたね。

それでは気になるどのくらいの時間洗えばいいのか説明していきます。

もちろん野菜の種類によって時間が変わってきますよ。

葉物類

ホウレンソウのイラスト

キャベツ・レタス

 20~30秒。1枚ずつはがしてやってもいいし、4分の1にカットしても良し。調理するものによって使い分けてください。4分の1カットの場合は1分30秒。

みずな・ほうれんそう

 根もとのほうからお湯につけて汚れを落としてから葉を洗っていきます。手早く10~20秒ほどで。

根菜

ジャガイモのイラスト

いも類(じゃがいも、里芋、さつまいも、山芋)

 1分30秒。50℃で洗うと汚れが落ちやすいうえにヌメヌメも一緒に取れますよ

にんじん、カブ、大根、れんこん、ごぼうなど

 根菜は2分ほど。めんどうな泥汚れも50℃洗いなら簡単に落ちます。これなら栄養満点な皮まで一緒に食べられちゃいますね。

果菜

トマトのイラスト

ナス、パプリカ、かぼちゃ、きゅうり、とまと、ピーマンなど

 1分30~2分。果菜を洗うときは、大きめのボウルにお湯をたっぷりはって、湯の中で優しく表面の汚れを落としていきます。

ついでにモヤシは2分ほど。

この50℃洗いをしっかりとやるだけで、数日後でもみずみずしさが変わらない野菜の味を楽しめますよ。

もしも、野菜がいまいちシャキッとならない場合はもう一度同じ工程を繰り返してみてください。

それでもダメなときは、野菜が乾いてしまってぱさぱさになってしまっているのかもしれません。あきらめてください。

チェック!!

もっともっと新鮮な野菜を食べたい!という方はこちらをチェック↓

これからは食材を買いに行かなくていい、献立を考える必要もない。そんな生活が待っています。

今だけお試しセットが半額の2000円で買えちゃうので、めちゃくちゃお得ですね。

これで野菜を長持ちさせるスゴ技!!50℃洗いが凄かった!をおわります。

料理をもっと上手く作るためまとめはこちら

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