「ごちそうさまでした!」
ご飯を食べおわっておなかいっぱいだぁ。おなかいっぱいで幸せな気分。このままお風呂に入って寝ちゃいたいなぁ~。
そう思って台所に食べ終わった食器を持っていくとシンクには料理に使った洗い物や食べ終わった食器がゴッソリ!!
「げぇ!これから洗い物しなきゃいけないの!?やだなぁ!」
なんて経験はありませんか?
「ご飯を作るのも私、洗い物をするのも私、もううんざり!」
よくわかります。
僕も、家では料理担当をしているのでその気持ち、すごくよくわかります。
料理をする限り、洗い物は付き物ですよね。
料理人時代もそうでしたが、いかに洗い物を出さないか、洗い物を手際よくやって時間を有効活用するかが大事になってくるんです。
なので無理やりでも料理のスキマ時間を作って、そのスキマ時間に洗い物をやってしまうといいですよ。
スキマ時間を作るコツさえ掴んでしまえばあとは料理を効率よく作れるようになって30分以上の余裕ができるので、この記事を読んでテクニックを覚えていってください。
この記事を読むと、料理をする効率が良くなって30分の余裕が出来るようになるよ。
料理しながらこまめに洗い物をするとめっちゃ効率的
なんで料理しながら洗い物をすると効率的になるのか説明していきますね。
理由は2つ。
それぞれ説明していきますね。
作業スペースができるので、作業がしやすくなる
キッチンって思っているよりも狭いですよね。
狭いキッチンで料理をすることほど、ストレスになることはないですし、自由が利かないので、なかなか作業が進みません。
なので、料理をするときに一番大事なこと、それは、作業スペースの確保だと思うんです。
作業スペースに余裕があるだけで、切り物はのびのびと周りを気にせずに切ることができるし、盛り付け前にお皿をならべることができる、心にも、作業にも余裕が生まれるのです。
なので、切り物が終わったら、まな板は出しっぱなしにしない、使った調理器具はササっと洗ってしまう、調味料も使ったら元の位置にすぐに戻す。
こういったことを、無意識さっとに出来るようになりましょう。
シンクを有効に使うことができる
シンクの中を有効に使うのって大事なことなんですよ。
例えば、野菜を洗う、水をためたボールを置いておく、麺を湯切りする、使ったフライパン・鍋をシンクに入れる。
このように、料理をするときにシンクが空いてないと困ることって多々あるんですよね。
なので、出来る限りシンクの中をきれいに保つようにしておきましょう。
いつ料理中に洗いものをするの?
タイミングとしてはいくつかあります。おすすめはこの3つ。
切り物がすべておわったら一度洗い物をしよう
まな板って意外に大きくて、キッチンの作業スペースの大部分を占めますよね。
我が家のキッチンだと、まな板を置いて切り物をするだけで、スペースは完全につぶれます。
なので、切り物が終わったらまな板と包丁を洗ってスペースを確保しましょう。
切った具材はどうすればいいの?
切った具材はどんどん調理していきましょう。
作業台は場所がなくて切り物しかできませんが、コンロは空いていますもんね。
汁物をやるなら、鍋を用意して火にかけたとこに具材を入れてあげれば良いですし、炒め物をするときは、火を弱めにして、具を入れちゃえばいいですね。
なので、切り物の順番としては
①サラダ系
②汁物
③炒め物(固い食材から)
って感じですね。
キャベツや、レタスを切ったらボールに入れ水にさらし、
汁物に入れる具材はそのまま鍋へ。
炒め物は切ったら炒めていく。この流れですね。
火を使っているときが1番のスキマ時間
火を使っているときって、火が勝手に調理してくれるので、人の手は基本的に必要ないんです。
混ぜないと焦げちゃうじゃない!大丈夫なの?
はい。火を弱火にしてあげれば焦げることはありません。
炒め物をしているときは、手が離せなくて困っちゃう。
という方ほぼ100%強火で炒めていますね。
炒め物は強火が美味しく仕上がるとは限りませんし、火の入れすぎはお肉を固くする原因にもなります。
今は、「弱火で炒める方が美味しく仕上がる」なんてコンセプトの本があったりもしますからね。
洗い物をする時間を計算して、焦げない程度の火加減で炒めてあげましょう。
弱火で炒めたら、野菜から水が出てべちゃべちゃしちゃう。
そんな時は、最後に強火で炒めて、汁気を飛ばしてあげればいいんです
とても簡単なことですね。
火を使い終わったあと
火を使い終わったら、盛り付けをして、使った鍋やフライパンを洗ってしまいましょう。
油汚れは、火を使った直後が一番よく落ちます。時間がたてばたつほど、汚れはおちにくくなっていきますね。
僕としては、このタイミングが一番大事だと思っていて、食べ終わった食器と、調理道具がぐっちゃになってシンクにあると、洗い物がめちゃめちゃ大変になるんですよね。
使った直後のフライパンは、軽くこするだけで落ちるので、このタイミングで洗ってしまうとあとあと絶対楽なので、必ず洗うようにしましょう。
なるべく洗い物を出さない工夫をしましょう
洗い物を出さなければ洗い物をする必要がなくなるので時間短縮にもなりますよね。
コツは3つ
それぞれみていきましょう。
そのまま使える食材を買う
スーパーには、カット野菜やカット肉が 売っていますよね。これを買ってくれば、まな板や、包丁を使わなくて済手間がかなりの手間が省けます。
ほかには、缶詰を使うのも効率的です。
すでに食べられる状態のものが多いので、和えるだけでよかったりします。
例えば「ツナコーン缶」を買ってきて、ちぎったレタスと和えて、ドレッシングで味付けすれば一品完成しますね。
ボール一個と端があれば完成するので、洗い物をかなり減らすことができます。
最近はパウチや、簡単に作れる「料理の素」が売っているのでそれを使うのもいいですね。
菜箸やスプーン、木べらをその度に洗わない
料理初心者が、菜箸やスプーンを使うたびにシンクに入れてしまうのをよく見ますが、味見するたびにシンクに投げ入れていたら、スプーン何本あっても足りません。
家族のために作っている料理ならば、口が付いてもみんなそんなには気にしません。きたなくないです。
菜箸やスプーンを置いておくお皿を用意して、繰り返し使うようにしましょう。
どうしても、口をつけたものを使うのは気になる、違う料理に使うのはちょっと、という方は、使った部分だけささっと水で洗い流してお皿の上に置いておきましょう。
切る順番を考えて、何度も包丁、まな板を洗わない
まな板や包丁を一度洗ったのに、又出してきて、切って洗って、を繰り返すのってめんどくさいですよね。
なので、切り物は「一度に済ます」と「順番を考えるを意識しましょう。」
切り物の順番を考えるとは、生ものは後にする、ということです。
生肉を切った包丁でサラダ系のものをカットしたくないですよね。
なので、生肉は一番最後。
それと、まな板を生肉専用のものにするor牛乳パックを敷いたうえで切る、といった工夫をするのもいいですね。
料理は、完成をイメージして、工程をすべてシュミレーションしてからやるとうまくいきます。
最初はなかなか慣れませんが繰り返しているうちに、「今の良くなかったな」とダメなところが分かるようになるので、修正を繰り返していけば効率よく料理を作れるようになります。
そうすれば料理をすることが楽しくなるので、どんどんおいしい料理を作れるようになりますよ。
これで料理しながら洗い物をすると効率が上がって30分の余裕ができる!テクニック紹介を終わります。
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