おやきってみなさんご存じですか?
おやきは長野県民のソウルフードであり、なじみ深い存在です。
おやきについて調べていたら、おやきが猛烈に食べたくなってきたので、せっかくなら「おやき巡りの旅」をしよう、ということで手始めに長野駅に入っているおやき屋さんを全部回ってみました。
今回紹介する長野駅のおやき屋さんはこちら
どのおやきも、とてもおいしかったですね。昔ながらのおやきというよりは、めちゃくちゃ豪華にしたお客様用のおやきって感じでした。
具材も周りの生地もみんなそれぞれに個性があって、食べくらべをしていて楽しかったです。
ちなみに長野に来ておやき巡りをするのなら、まず観光案内所によってパンフレットをもらうと良いですよ。
おやきのお店が載っている地図があるので、それを参考に回ると良いですね。
この記事を読んで、長野に観光に来た際はおやきをお土産に選んでいってくださいね、そしてこの記事がおやき選びの参考になれば幸いです。
長野駅のオススメのおやきは?
長野駅に入っているおやきのお店を食べ比べしてみました。
紹介するお店はこちら
「いろは堂」
まずは「いろは堂」さんから。
いろは堂さんは JR長野駅のステーションビルMIDORIの2F、信州おみやげ参道の奥の方にあります。長野駅の構内表示見れば一発で分かるので確認してくださいね。 1個税込み210円です。季節の具材は少し高くなるのもあります。
早速行くと数人の列が…。
いろは堂さんやはり人気が高いみたいですね。
口コミの評価も高いらしく、みなさんお土産に買われていました。
種類もたくさんあって、「野菜ミックス」「切り干し大根」「かぼちゃ」「粒あん」「あざみ」「ぶなしめじ」「野沢菜」「ねぎ味噌」とありました。
これに加えて、季節によって旬の食材を使った具材があるみたいです。
どれも美味しそう!
季節によって旬の具材を出してくれるのはすごくありがたいですよね。
僕らはこの中から「野沢菜」と「アザミ」を選びました。
まずは野沢菜からいただきます
それでは食べさせていただきます。
袋を開けると、きれいなきつね色をしたおやきが顔を出します。
焼いて仕上げているんですかね、外の皮がこんがり焼かれていてカリッとしています。かじりつくと程よく皮に油がしみ込んでいてジュワっとする感じ。そして噛んでいると皮の甘みがじんわりと浮き出てくる。美味しい。
具材の野沢菜ですがこれもまた美味しい。野沢菜は長野の特産品ですから、おやきの具材としてよく使われるんです。おやきの具材の定番なので、野沢菜のおやきを食べれば信州の一部を味わったことになりますね。
あざみを初体験
そして、もうひとうの「あざみ」。これは珍しい。初めて見ました。ちょっと気になったので買って食べてみます。
これは、美味しい!ふきですね。味はふきです。ほんのり苦みを感じることができて春の風を感じました。まさしく大人の味です。
具材がたっぷりと詰まっていてとても食べ応えのあるおやきでした。
ここまでカリッとしたおやきは初めて食べましたね。いろは堂さんならではの焼いて仕上げるこだわりが見て取れました。
また生地にそば粉を少し加えることで香ばしさを出しているみたいです。(気づかなかった)
一発目からめちゃめちゃおいしかったです。おやきってこんなに豪華なものだったっけ?「おやき=質素」なイメージだったなので少し印象が変わりました。
「縄文おやき村小川の庄」
次は「縄文おやき村小川の庄」さんです。
いろは堂さんのすぐ隣にあります。おやきの激戦区ですね、ここは。
行ってみるとイートインコーナーで女性の方が二人食べていらっしゃいました。縄文おやき村さんも負けずに人気のようです。お値段は160~180円ちょっとリーズナブルですね。
種類は9種類「野沢菜」「しめじ野菜」「あずき」「かぼちゃ」「切り干し大根」「ピリ辛」「りんご」「ふき味噌」「なす」ですね。ちなみにりんご、ふき味噌、なすは季節限定です。
僕らは「なす」と「ふき味噌」を選びました。
店員さんが「温めますか?」と親切に聞いてくれます。僕らは今から食べるので「お願いします」と。こういう心配りってものすごくありがたいですよね。
ふき味噌からいただきます
それではあっつあつのホカホカおやきをいただきます。
小川の庄さんのおやきは生地がふわっとしてもちっとしますね。生地に程よく塩味が効いていて具材ととてもよくなじむ。ふくらし粉を入れて蒸して仕上げたおやきですかね。
具材のほうは…。まずはふき味噌から。
「めちゃめちゃ美味しい。」ふきが白菜と一緒にみそと和えられていて、程よい苦みがめちゃくちゃうまい。春一番の大地からの贈り物です。
定番のナスをいただきます
次は「なす」。なすはさいの目にカットしたものを油味噌で和えてあります。これも美味しい。ふつうのなすのおやきって丸なすを使って丸い大きさのまま、1㎝幅くらいに切って包むものが多いんです。
でも小川の庄さんは食べやすいようにしっかりカットしてある。手が込んでいて味噌とも馴染みやすいように工夫されていますね。
それと、皮にも秘密があって、中身の具材に合わせて皮を替えているそうです。こだわりを強く感じますね。
リーズナブルでとても大きくて、満足いくおやきでした。ごちそうさまでした。
コスパ重視ならココ!「西澤餅屋」
最後は「西澤餅屋」さんですね。
向かうと、ショーケースにおやきが、ずら――――っと。おぉ!すごいおやきの数。
種類がとても豊富なんです。
なんと21種類 !
めっちゃあるやないかい!定番なものから目新しいものまで。選びきれない…
そんなにいっぱいは食べられませんからね。
この中から「とうもろこし」と「そば」を選びました。
珍しいトウモロコシをいただきます
西澤餅屋さんの皮はふくらし粉なしの蒸した感じかな。生地がかためでもちもちとしていて、ちょっと甘め。もち屋さんだけに餅のような感じ。皮が薄めで中の具材がたっぷりと詰まっている。
それでは、とうもろこしから。野菜ミックスにトウモロコシが入っている感じでした。味噌味で、シャキシャキとしておいしいです。もうすこしトウモロコシが主張してきてもいいかな、と思いました。
そば味をいただきます
お次は「そば」。そば粉がふんだんに使われた生地みたいですね。あげ焼きにしてあるのか、すごく油がジューシーです。そして中身は、、、鉄火なす、ですね、これは。さいの目にカットしたナスが味噌であえられていました。
甘みが凄く感じられておいしかったですね。ただ、そばっていうんだから、そばを期待してしまった自分がいた。中身もそば要素があるのかと思っていた。残念。
とにかく種類が豊富で味が違うのをみんなで楽しんで食べられそうですね。お値段も160円とお買い得で、20個入り、30個入りのバラエティセットもお土産におすすめです。こちらから→ http://www.oyaki-2438.com/aji.html
長野駅1番のオススメ
僕が一番押したいのは「縄文おやき小川の庄」さんのふき味噌ですね。
程よい苦みがとてもおいしくて印象に強く残っています。まさしく、春一番の大地からの贈り物といった美味しさでしたね。
一緒に行った嫁さんのおすすめは「いろは堂」さん。
カリッとしたおやきの生地と、ジュワっと染み出る油の感じがたまらないんだって。語りだせば止まらなくなるくらいお気に入りのおやき屋さんだそうです。
おやきってそんなに食べれない
最初は「おやきたべまくってやるぜぇ」と意気込んでいったおやき巡りの旅でしたが、3つでかなりおなかいっぱいになりました。
だっておやきがこんなに豪華で、満足感のあるものだって思わなかったんだもん。
長野駅に出店しているおやきはどれも本当に豪華で食べ応えがあります。
正直、おやきの割に高いんじゃないかっておもうけど、それに見合う価値はありますね。どのお店も、それくらい手をかけて作っているのがちゃんと伝わってきました。
みなさんもぜひ長野に遊びに来たらおやきを楽しんでいってくださいね。
これで長野駅に入っているおやき屋さん全部回ってみた!感想とオススメを紹介を終わります。