料理人はクズが多いです。
なぜなのでしょうか?
僕は、実際に料理の現場で6年間働いたのですが、辛かったことしか思い出すことができません。同じ職場の全員が敵に見えて、毎日が戦いでした。
当時は、どんなに暴言を吐かれようと、「仕事のできない自分が悪いんだ」と思い、割り切って過ごしていたのですが、料理の仕事を辞め、転職をし、他の職場で働いてみた今、料理人というものはいかにクズだったのかよく分かったので紹介していきます。
クズ料理人エピソードはこちら
とても悲しいですね。
このうち、僕が料理の仕事をやめようと思った1番のきっかけは、先輩からの度重なる暴力がきっかけなのですが、今思い出しても本当に腹がたちます。
詳しい体験談はこちら→『実体験』料理人は暴力をふるいます。殴られたら即やめるが正解です
イライラして仕方がない。
暴力先輩には、いつか絶対に復習してやろうと心に誓っています。
それでは、なぜ料理業界はこんなクズのような人間が生成されていってしまうのか、一向に料理業界というものは成長することがないのか、実体験から考えてみたので紹介していきます。
料理人はなぜクズが多いのか実体験から徹底的に分析
なぜ料理人というものは、あんなにも性格が悪くなっていってしまうのか、考えてみました。
その理由としては、いくつかの原因があるかと思います。
大きな原因となるものを、いくつか挙げてみました。
①もともとクズ
もともとクズな人間が料理人になってしまった場合、もうどうしようもないです。
根っからのクズは更生のしようがないので。
低学歴の人が多いのも事実なんですよね。
では、なぜそんな人間が料理人になってしまうのでしょうか?
その答えは簡単です。
料理人になるためのハードルが低いから。
高い志を持って調理学校に通う人もいるのですが、調理学校に通う人の大半の理由が
志の低い人が多いのが事実です。
これに加えて、もともとヤンキーだった人が料理人になるケースって多いんですよ。
特に40代から50代にかけてが多いイメージ。中卒のシェフも結構いるんですよね。
こういう人たちって、本当に言葉遣いが悪い上に、人のことを平気で傷つけるようなことを言います。さらに短気でケンカっ早い。タバコは吸うし、スロットの話しかしない。困ったら暴力を振るって人を黙らせるような人たちです。
②職場環境が悪く、職場に染まってしまう
個人でやっている飲食店なんかは、モロにこれに当てはまるんですが、シェフがクズだと下の人間みんなクズになります。
なぜかというと、個人のお店って、シェフが全ての権限を握っているんですよ。シェフが白と言えば黒でも白になるんです。
例えば、シェフが仕事のできない人間に対してキツく当たるとするでしょう?
そうすると、従業員全員が「あいつ仕事できないからいじめていいんだな」って雰囲気になるんですよ。
そうなってしまったら、その人はみんなから一斉攻撃を受けて、一気に仕事が嫌いになります。
実際に僕もその被害者だったのでよく分かります。
先輩に影響される
キッチン内では、せまい空間のなかで少人数で長時間働かなければいけません。
多くて3人か4人。で、1日15時間とか。
そうなると、せまい人間関係の中で生きていくしか選択肢はないので、先輩に媚びを売るなどしないと、そこの職場で生きていくことはできないんです。
嫌われちゃったら仕事を教えてもらえないですし、いざという時、助けてもらえないですからね。
この時、先輩がタバコを吸っていた、だとか趣味がギャンブル、女遊び、だった場合は本当に最悪なわけですよ。
やりたくもないことをやらされて、金はかかるし時間も無駄に浪費して。
こんなしょうもない先輩に影響されてしまったらもう、クズへの仲間入りです。
職場環境が悪い
キッチンのせまい中、厳しい先輩たちと長時間働くと、めちゃくちゃ気を使います。
結果、ものすごくストレスが溜まります。
しかも1日15時間労働を6連勤。
週休1日で超安月給。
怖くて時給換算なんてできたものではない。
こんな世界で毎日働いていたら、気がおかしくなりますよね。
料理の世界というのは、とにかく職場環境が最悪なんです。
なので、料理人として、働けば働くほど性格はひねくれていき、調理場に適した人格形成が成されていきます。料理人として生きていくためには、しょうがないことなのでしょう。
ちなみに、まだホテルで働いたほうが福利厚生がいいのでオススメです。
③忙しいので余裕がない
アルバイトで働いている人が「料理人って本当に性格悪くて嫌い!」ってなる一番の理由がたぶんこれです。
営業中は、キッチンの中はまじで戦争状態なので超絶口が悪くなりますし、一切の余裕がなくなるので、ゆとり世代の暴言に慣れていない人間は「なにこいつら!うざっ!」って間違いなくなります。
実際に、僕が働いていてたレストランのシェフも、営業が始まって忙しくなるとキレやすくなるし、1度キレると、その日営業が終わるまでずぅーっと僕に対してキレてて怖かったです。
まな板をバンバン!叩くし、足でボコボコ冷蔵庫蹴るしで、怖くて冷や汗止まりませんでした。
こんな感じで、忙しくなっちゃうと誰もが余裕なくなります。
料理業界には器の広い人間が少ない
忙しくなると、仕事のできない新人さんってめっちゃ邪魔になっちゃうんですけど、それをフォローできる器の広い人って、料理人にはなかなかいないです。
先ほど紹介しましたが、たいして仕事のできない若手の料理人が、入ってきて1ヶ月くらいの新人さんに対して、仕事ができないからといってバカ呼ばわりしてたのには驚愕しました。
「おい!バカ!聞いてんのか?」って。
いや〜環境はここまで人を変えてしまうのかと。
いろんな意味で怖かったですね。
料理人は性格が悪い
僕は、料理の世界で、一生働き続けることはできないな、と思いました。
なぜかというと、一緒に働いていた先輩やシェフのようにはなりたくないから。
料理人としては尊敬できても、人としては到底尊敬できないというのが正直なところ。
若いうちに、料理の世界から離れるという選択ができてよかったな、と心から思っています。
僕自身の経験から、
「料理人やめたい。やめられないなら線路に飛び込んでしまいたい。」
と思ったらもう仕事はやめるべきかと。
毎日のようにこれ思ってたのですが、何かの拍子で一線超えてたら実行してたと思います。
こうなる前に、早めの選択を取って欲しいですね。
仕事辞めただけで、楽しい人生がその後に待っていたので。
これで料理人はなぜクズが多いのか実体験から徹底的に分析してみたら当然の結果にを終わります。