オレガノの使い方トマト×ニンニクイタリア料理人直伝のトマトソース

トマトとオレガノのパスタ

皆さんオレガノの使い方はご存じでしょうか?

オレガノは、イタリア料理に必要不可欠なハーブの一つでして、トマトとの相性が最高に良いんですよ。

ローマ時代の美食家とされる、アピシウスさんが「おいしいソースには欠かせないスパイスだ」と大絶賛したほどに、トマトとよく合うスパイスなんです。

記事の内容

イタリア料理人直伝のトマトソースレシピを紹介

トマト×オレガノ×ニンニクの料理って他に何があるの?

この記事を書いている僕は、調理師免許を持った元イタリア料理人です。調理の学校を卒業後、都内の有名ホテルで2年働いた後、有名イタリアンシェフの元で厳しい修行に耐え料理の腕をみがきました。

今は地元に帰り奥さんの為に日々手料理をふるまっています。

僕が、初めてオレガノってこんなに美味しいんだって思ったのは、都内のピッツェリアで「マリナーラ」を食べた時です。

見た目は、めちゃめちゃシンプルなのに本当に美味しいんですよね。

ニンニク、トマト、オレガノたったのこれだけの食材しか使ってないのに、驚くほどのインパクトがあってトマトの「うま味」「酸味」とオレガノ特有の香りが絶妙にマッチするんでしょうね。

今回紹介するトマトソースのレシピは「マリナーラ」をイメージして作っています。きわめて【シンプルに美味しく】をモットーに作ってますので。

この記事を読んで作ったトマトのソースであなたは感動すること間違いなしです。

オレガノの使い方!イタリア料理人直伝のトマトソースレシピを紹介

トマトのイラスト

まず材料を紹介します。

【一人前】

トマト中         1個

ニンニク         1かけ

オレガノ         適量

オリーブオイル      適量

それでは、作っていきましょう。

トマトを湯むきし、にんにくのうまみ香りを最大限引き出す

トマトを湯むきします。

ニンニクをスライスし、オリーブオイルを敷いたフライパンに入れ弱火で火を入れていきます。

ニンニクは弱火でジュワジュワっとなるくらいの火加減をキープしてください。

ニンニクのうまみと香りをじっくり引き出し、油に移していくイメージです。

オリーブオイルは多めでも大丈夫です。

トマトとニンニクオリーブオイルが混ざり合う乳化

しっかりとニンニクのいい香りが台所に充満し、色がきつね色になったら、3㎝角にカットしたトマトを投入します。

中火で、トマトの水分を蒸発させ、トマトのうまみをより凝縮させるイメージです。それとともに、トマトの酸味を飛ばして、旨味と甘みを強調させていきます。

トマトに含まれる水分がオリーブオイルと混ざり合い乳化して、きれいなオレンジ色になってきます。

しっかりと火入れしてあげてくださいね。

トマトの水分をしっかりと蒸発させ、トマトのうまみを凝縮させる。

火入れしすぎて水分が無くなったらパスタの煮汁を入れて乳化

オレガノの登場!具材は魚介が合う

トマトソースがいい感じに乳化してきたらオレガノ、塩、ブラックペッパーで味付けをします。

オレガノを主張させたいので、ガツンっと味を感じるくらいにはオレガノを加えてあげてくださいね。

トマト×オレガノはイタリアの風を吹かせますからね。

たまたまマジックソルトがあったのでマジックソルトでも味付けしました。

マジックソルトは超便利!使い方と簡単レシピを紹介します。

基本的にはこれで、パスタソースとしては完成です。

けれどこれでは物足りないと思うので、相性の良い具材を紹介していきますね。

このトマトのソースに合うのは、魚介系。特に、「白身魚」「貝類」「エビ、カニ、イカ」このあたりが抜群に相性がいいです。

今回はシーフードミックスを入れてやったんですが、トマトソースがうますぎて、シーフードミックスまで高級感があるように感じました。

パスタと和えるときは汁気をしっかり残してあげて

トマトソースのパスタ

あとは出来上がったパスタと和えてあげるだけなんですがポイントを3つ紹介します。

①ソースは汁気をしっかり残す

②ゆで汁に塩を加えてパスタに下味をつける

③仕上げにパルミジャーノレッジャーノ

詳しく見ていきますね。

①ソースは汁気をしっかり残す

パスタとソースを和えると、どうしてもパスタに汁気が吸われて、水分が一気になくなってしまうんですよね。

そうすると、盛り付けて食卓に出てきたときにはパッサパサなんてことに…。

それを避けたいので、ゆで汁を加えて、ちょっと汁気が多いかな、くらいに仕上げてください。

多いくらいでちょうどいいです

今回僕が作ったときも、お玉2杯分は加えました。

洋麺亭に出てくるパスタもスープがめっちゃ多いじゃないですか。食べるときにスープを和えながら食べると美味しいですよね。

汁気は多いくらいが美味しいんです。その時にゆで汁にいい感じに塩分が入っていると味が薄くならなくて済みますよね。

②ゆで汁に塩を加えてパスタに下味をつける

フライパンをあおっている男性のイラスト

パスタのゆで汁には全体の仕上がりをイメージして塩を加えることが大切です。

よく「塩は水分の5%」とかって言いますけど、特に決まっているわけではないんですね。ソースとのバランスを見てを加減することが大切です。

ソースがしょっぱくなっちゃた時は、塩控えめにしてパスタに味が無いようにしてください。そうするとソースと合わさったときにいい塩加減に仕上がりますよね。

要は全体のバランスを見ることが大事なんです。

麺に塩気が少しあるとソースとも味がなじみやすいですからね。

③仕上げにパルミジャーノレッジャーノ

いい感じにパスタとソースが絡まったら最後の仕上げに加えるのが「パルミジャーノレッジャーノチーズ」です。

チーズのうまみがさらにパスタの美味しさを底上げするんです。

フライパンをあおりながらチーズをたっぷりかけてあげてください。

最高に美味しいパスタの完成です。

最後にもう一度美味しいパスタのポイントを紹介しますね。

POINT

①パスタは汁気をしっかり残すこと

②ゆで汁に加える塩はソースとのバランスを見て加えること

③仕上げにパルミジャーノレッジャーノで最高の味に

トマト×オレガノ×ニンニクの料理って他に何があるの?

マリナーラの写真

トマト×オレガノって本当に美味しいんですよね。

感動するくらい美味しいですよ。最近作った中のパスタでもたぶん一番にうまかったですね。

では、オレガノとトマトが美味しく食べられる料理って何があるのか調べてみました。

マリナーラ

マリナーラはピザのことですね。

はじめの方でも紹介したのですがこれがバカ美味いです。

シンプルなピザなのですが、焼いている最中からもうオレガノのいい香りが匂ってきます。そして、焼いたトマトのうまみとニンニクのうまみが口の中で混ざり合って劇的にうまいんです。

そしてずぅーっとオレガノの香りがハーモニーを奏でている。

マジで一回食べてほしいですね。感動すること間違いなしです。

ちゃんとしたピザ屋さんで食べれば感動×100は余裕で味わえますよ。

煮込み料理(チキン、マトン、魚)

オレガノは煮込み料理にもよく使われていますね。

オレガノは幅広く使われているので、これっていうのにしぼり切れなかったんですが、オレガノを入れてあげると一気に本格的なイタリア料理店の味になるんです。

普段の料理の味が一段かグレートUPすること間違いなしです。

大切なのでもう一度言います。トマトとオレガノを組み合わせた料理はイタリアの風を運んできます。

一度試してみてください。

これでトマト×オレガノは相性抜群!イタリア料理人直伝のトマトソースレシピを終わります。

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