料理の味付けにバリエーションをつけたいな…。
料理をするときはいつも塩コショウ、醤油、マヨネーズで味付けしていておんなじよな味付けばっかり。
もっといろんな調味料やスパイスを使って美味しい料理が食べたいんだけど、何を買ったらいいのかよくわからない…。
初心者にもおすすめのスパイス教えてください。
こういった疑問に答えます。
オススメのスパイス
① ブラックペッパー
② ガーリック
③ ショウガ
料理の苦手な人の特徴として「どの調味料を使ったらいいか分からない」や「組み合わせがよくわからない」といったことがあると思います。
まずは簡単で身近なスパイスを使うことでいつもよりおいしい料理を仕上げて料理に対する苦手意識を取り除きましょう。基本を押さえてしまえば料理は簡単なので、まずはこの3つのスパイスの使い方を身につけましょう。
この記事を読めば料理初心者から抜け出せること間違いなしです。
料理初心者がまず使うべきスパイス3選!
ガーリックとかジンジャーとかっこよくいっていますがニンニクとショウガのことですね。この3つは料理をうまく使いこなせば料理の質はぐっと上がります。
ブラックペッパー
ブラックペッパーは3つの中でもスパイスらしいスパイスですよね。ブラックペッパーをうまく使いこなせるようになりましょう。
ブラックペッパーの特徴
ブラックペッパーの最大の特量はパンチの効いた風味とピリッとした辛みです。うまく料理に使ってあげると料理にメリハリをつけることができます。
なぜならブラックペッパーの辛みが料理全体の輪郭を担ってくれるからです。
ブラックペッパーは味の濃いものによく合いますし、匂いの強い豚肉や牛肉とも非常に相性が良いです。ステーキを焼く前には必ずブラックペッパーを振りますし、カルボナーラもブラックペッパーがの辛みが主役になるくらいパンチを効かせますよね。
逆に味気のないものに使えばアクセントを生むこともできます。ポテトや、ペッパーライスなんかが良い例ですね。ちょっといつもと違いを出したいときにお勧めです。
ブラックペッパーの使い方
スーパーに行くとブラックペッパーでも3種類のものがあると思います。
「ホール」「あらびき」「パウダー」です。
家庭でよく利用するのは「あらびき」と「パウダー」ですね。けれど僕がオススメするのは「ホール」で買って使う直前に簡易的なミルで削ってもらうやり方です。この方法だと香りがすごく立つので料理の風味に大きな違いが生まれるんです。
スーパーに行くと最初から簡易的なミルに、ブラックペッパーがホールで入っているものがあるのでそれを買うと良いでしょう。無くなったらホールだけ買い足してまた使えるので、とても便利です。
それでは具体的な使い方を説明していきます。
①下ごしらえに使いましょう。
なぜならブラックペッパーには肉や魚の臭みを抑えたり、素材のうまみを引き出す効力があるからです。
肉や魚を火入れする前やカルパッチョにして出す前なんかにも軽くブラックペッパーを振ってあげると良いです。他にもハンバーグや、つみれを作る際には生地の段階で加えてあげてもいいですし、ソースに隠し味として加えても味にメリハリが生まれるでしょう。
②仕上げに一振り
仕上げにブラックペッパーを振りかけてあげると香りがふわっと立ち上ります。この時にミルで引き立てだとさらに香りが引き立つんですよね。他にも見た目をおいしそうにさせますし、口に入れたとき舌にあたるので、胡椒の辛みを目立たせることができるからです。
カルボナーラだったりサラダの仕上げに、いっぱい振りかえけてあげるのもいいですし、洋風のスープにかけてあげても味が、引き締まってお勧めです。オイル系やトマト系のパスタにも仕上げにかけるとおいしいです。
ガーリック
ガーリック(ニンニク)の最大の特徴は食べると気になってしまうあの強烈な匂いですよね。けれどガーリックの匂いはしっかりと火入れしてあげれば消えてなくなります。代わりに残るのは美味しさの源である、うま味なので上手にガーリックを活用していきましょう。
ガーリックの特徴
ガーリックは魚や肉の臭みを消す力がとても強いです。また風味が豊かで食欲がそそりますし、食べると精力が付くなんてことも言われていて、美味しくて健康にも良く、様々な素材とも相性のよい万能スパイスです。
ガーリックの使い方
ガーリックは匂いが厄介ですがうまく火を入れてうま味成分を引き出してあげると料理が一気に美味しくなります。
うま味成分が一つ増えるだけで料理の味はガラリと変わるからです。
ニンニクにも、チューブでおろしたものを使う方法とそのまま買ってきて、刻んだり潰して使う方法もあります。用途によって使い分けると良いので、両方とも買っておくことをお勧めします。
①刻んで油と一緒に火入れする
ニンニクをスライスorみじん切りして多めの油と一緒に火入れしてあげましょう。ニンニクは火を入れることで強烈な匂いが無くなります。加えてニンニクのうまみ成分が引き出てくるので油と一緒に火入れすることでうまみ成分を油に移すことができるんです。
ただ、にんにくは焦げやすいので弱火でじっくりきつね色になるまで炒めて下さい。
あとはその油でトマトソースを作るもよし、中華料理を作るもよし、スープを作るもよし、何にでも使える万能料理法です。
②ソースに加えてうまうまニンニクソースに!
ソースに使う際は市販のチューブおろしにんにくを使うと便利です。
いちいちおろし金でニンニクをするのは手間も匂いも大変ですからね。
おろしにんにくをソースにする場合はあらかじめ調味料を合わせておくと楽ちんです。例えばニンニク醤油のソースなら酒、醤油、みりんを1:1:1におろしにんにくをお好みで加えて、肉を焼いたフライパンで火入れしてかけてあげたり。中華料理だとよく使う手法です。
ニンニクがソースに入っているなんて聞いてもうまい、香りでうまい、食べてうまいですからね。絶対に間違いが無いです。
ショウガ
ショウガは主におろして使うのが一般的ですね。ショウガもチューブに入ったおろししょうが、がスーパーに売っているのでそれを使うと楽ちんです。
おろししょうがは本当に何にでも使えるし、苦手な人も少なくとてもポピュラーなスパイスです。お値段もお手頃なので一本冷蔵庫に常備しておくと何かあったときに重宝しますよ。
ショウガの特徴
ショウガにはさっぱりとした辛みがあるので、豆腐やそうめんなんかとも相性が良いですし、殺菌効果や、お肉を柔らかくする効果なんかもあります。
ショウガは日本人なら誰もがなじみ深いスパイスなので、おじいちゃんおばあちゃん世代にも受けがいいと思います。和食ともよく合うので、積極的に使ってみてください。
①付け合わせに
冷ややっこ、そうめん、めんつゆに溶いて揚げ豆腐にかけたりなんかもいいですね。そのまま食べても美味しいスパイスです。ちょこっと添えてあげるだけで、料理に一味加えることができます。
②下味に
ほかの調味料と一緒にお肉に漬けて下味をつけましょう。そうすることでお肉が柔らかくなるうえに、味がしっかり染み込んでおいしくなります
ショウガにはお肉を柔らかく成分が入っているうえに、使った汁をそのまま一緒に炒めてあげればソースにもなるのでとても楽ちんです。
肉の生姜焼きなんかをするときはこの方法を使うとよいです。
3つのスパイスで料理はぐっとおいしくなる
スパイスは世界に何百種類もあります。そのすべてを揃えようと思ったら手間もお金もかかりますよね。
たった3つ揃えて使い方をマスターするだけで料理の幅はぐっと広がりますし、味も格段にレベルアップします。上手に使いこなして、次へのステップアップを目指してください。
これで料理初心者がまず使うべきスパイス3選!を終わります。
料理をもっと上手く作るためまとめはこちら
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