朝食を食べたいけど、時間がなくて食べられないよ…。それに食欲も湧かないし。
と嘆いているあなた。
これから紹介する、毎日朝食を食べることによって起こるメリットを知れば、朝食を食べることの大切さを知る事ができ、これからの自分のためにも、朝食をとらなければいけない事がよくわかるはず。
朝食を食べる習慣がある人と、ない人では年収の差が200万円以上もあるというデータもありますし、子どもの学力や体力にも大きな差がでると、農林水産省も発表しています。
朝は時間ギリギリまで寝ていたい!という人も多い(僕もそう)ですが、朝の時間を最大限に有効活用することで、充実した1日を過ごす事ができるようになります。
その毎日の積み重ねによって、豊かな暮らしを手に入れる事ができるのです。
自分の将来のために、子どもの将来のために、朝食を食べる習慣を身につけましょう。
朝食を食べられない人が知るべき『朝食を食べるメリット』とは
朝食を食べる習慣を身につける事で、体が健康になります。
また、健康な体を手に入れる事で自分に自信が持てるようになり、心も健康になっていくのです。
なので、朝食を食べる事で、メリットがたくさん生まれます。
頭も体も活発に活動する
朝食を食べる事で、「1日のエネルギーを補給する」「体温を上げる」ことができます。
そのため、快適な1日のスタートを切るには、朝食は必要不可欠です。
また、脳は「ブドウ糖」をエネルギー源として動いているのですが、ブドウ糖を大量にストックしておくことができません。
そのため、朝食を抜いてしまうと、ブドウ糖が不足してしまい、1日の始まりにしてすぐに、ガス欠状態になってしまいます。
それでは、自分の力を最大限発揮する事はできませんし、記憶力も低下しているので、新しいことも覚える事ができませんよね。
朝食を食べて、脳のエネルギーが満タンになる事で、脳が活発に働いて高い集中力と記憶力を発揮してくれるのです。
体内のリズムを整える
人の体には、「体内時計」が備わっており、25時間周期でリズムを刻んでいます。
しかし、1日は24時間ですよね?
1日ごとに1時間のズレが生じてしまいます。
この1時間のズレを、朝食を食べることによって、調整するのです。
毎日決まった朝の時間に起き、朝食をとることによって体内時計のリズムをリセットされ、1日のリズムを整える事ができます。
また、朝食を食べることによって、眠っていた脳と身体を起こす、という意味もあります。
太りにくくなる
驚きかもしれませんが、朝食を食べる習慣を身につけることによって、太りにくくなるというデータもあります。
その理由となるのがこの3つ
①代謝が良くなる
②筋肉の分解を防ぐ
③血糖値の上昇を防ぐ
朝食を食べることで、エネルギーの代謝が効率よくできる健康的な身体を作ることができ、結果的に太りにくくなるというわけです。
また、朝の時間は特に食べても太りにくい時間帯というデータがあります。
これを見てわかるように、朝の時間は1日で最も食べても太らない時間だという事がわかります。
ダイエット中だからと言って、朝食を抜くという選択はむしろ逆効果という事ですね。
集中力アップで仕事ができるように
繰り返しになりますが、朝食を食べる事で、集中力、記憶力ともに向上するので仕事をバリバリとこなせるようになります。
『朝活』が今の流行りとなっていることからも分かるように、朝は能力を最も発揮する事ができる時間帯でもあります。
ダラダラと1日かけて仕事を終わらせるよりも、集中できるときに一気に仕事を終わらせてしまった方が、よっぽど有意義な日々を過ごす事ができますよね。
1流の人であればあるほど、仕事を午前中のうちに終わらせてしまい、午後は自由な時間を過ごすという人が多いのも事実なんです。
1流の人になるために、まずは朝食を食べることから真似てみてはいかがですか?
便秘にも効果あり
朝食を食べることで、内臓が活発に活動し始めるので、便が出やすくなるというメリットもあります。
便秘解消にも効果的なんですね。
朝起きたら水を1杯飲むと良い、ということも聞いたことあると思いますが、実はこれ、逆効果の場合もあるんです。
冷たい水を飲むことで、内臓が冷えて動きが鈍る場合もあります。
なので、暖かい味噌汁やスープを飲んだ方が便秘解消にはオススメなんです。
どうしても食欲出ない。どうしたらいいの?
朝食を食べるメリットは十分にわかっている。けれど朝はどうしても食欲がわかなくて食べられないんだよ…。
食べたくても食事が喉を通らないんだ…どうしたらいいんだろう?
という声もあるかと思います。
子供の頃は、僕もそうだったのでよくわかります。
そういった方は、もしかしたら生活習慣があまりよくない事が原因かもしれません。
夜食を食べていませんか?夜更かししていませんか?
前日からの行動を見直してみましょう。
夜9時以降の食事をしない
朝食を食べられないのは、前日の夜食が原因の可能性があります。
朝、食欲がわかないという方は、早めの夕食をとるようにして、夜の9時以降は食事を控えるようにしましょう。
また、夜遅くに食事をとると、「成長ホルモンが分泌されない」「血糖値が上がる睡眠の質が下がる」「脂肪がつきやすい」といったデメリットもあります。
食べる時間帯が違うだけで、こんなにも食事が、体に及ぼす影響がこんなにも変わってきます。
夜食はやめて、朝食をとる生活に切り替えましょう。
早起きをする
朝起きてすぐに食べるのは無理!
という方は、いつもより1時間だけ早く起きて、運動や散歩をする時間を設けましょう。
そうする事で、体がこなれてお腹が空いてきますし、頭も起きてスッキリとしてきます。
手間のかからない食事を心がける
朝は時間がない!という方も多いはず。
そのため、朝食は簡単に済ます事ができて、栄養がしっかりと撮れるものを食べるようにしましょう。
ご飯を炊いて、鮭を焼いて、味噌汁を作ってというのがやはり理想的ですが、そんなの毎日は正直無理ですよね。
今は、フルーツグラノーラに牛乳、ゆで卵、バナナ、クノールのスープという簡単にできて、豪華な、栄養満点の食事をとる事ができます。
豪華な朝食を準備する
上記とは全く逆の考え方ですが、朝に楽しみがあると、早起きも苦になりません。
ホテルに泊まった時なんかは、朝食バイキングが楽しみで朝早く起きるのも苦じゃない!という方も多いはず。
それと同じように、朝食を豪華にして、朝に楽しみを作る事で早起きを楽しみに変えてしまおうという作戦です。
ちょっとお金に余裕のある方には試してもらいたい。
また、宅食サービスを利用することによって、温めるだけで美味しい食事をとることも可能です。
朝食を食べる習慣がある人は年収が200万円も多い!?
朝食を食べている人の方が、食べない人よりも稼いでいるデータとして証明されています。
これは、お金があるから朝の時間を優雅に過ごす事ができるんだ、とか、小さい頃から裕福な家庭で育ってきたから朝食を食べる余裕があり、学歴もついて収入がよくなったんだ、と考えることもできます。
ただ、農林水産省が朝食を食べることをオススメしているレベルなので、確実に朝食は食べた方がいいということなんでしょう。
特に、お子さんがいる家庭では必ずと言っていいほど食べさせた方がいいみたいですね。
「朝ごはんが食べられないよ〜」
というお子さんもいると思いますが、1日を通して、朝食が食べられるようにリズムを合わせてあげれば、必ず美味しく朝食を食べれるようになります。
大人も子供も、朝食を食べて元気で快適な1日を過ごせるようになりましょう。