『豆知識』大人なら知らないと恥ずかしいお菓子と飲み物の常識28選

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あなたは「ビール」と「発泡酒」の違いはわかりますか?

知っている人は知っていますよね、知らない人はチコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねぇよ!」と一回怒られてきてください。

なんとな〜く生きていたら、普段の生活の中に隠れているちょっとした食の違いに気づくことなく人生を終えてしまいますよ。

そんな、ぼーっと生きていたら気づかないお菓子と飲み物の違いを紹介していきます。

ビールと発泡酒の違い

ビールは大麦を原料としたもので、麦汁にホップ(アサ科の植物)を加えて香りと苦味をつけ、ビール酵母を加えてアルコール発酵させたものです。

一方、発泡酒は麦芽を原料の一部に用い(ホップは加えない)、麦芽の量より他の原料が多いお酒で、発泡性があり、アルコール分が20度未満のものをいいます。

ワインとシャンパンの違い

ワインは、ぶどうを発酵、熟成させ果実の甘み(果糖)をアルコールに変えたものです。

一方、シャンパンはスパークリングワインのことを指し、フランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけがシャンパンと呼ばれます。

炭酸ガスを出させるために、リキュールを加え、仕上げに加えるシロップで甘みの違うシャンパンを作っています。

日本酒と発泡酒の違い

日本酒は、米のデンプンが麹菌によって糖に変わり、それが酵母によってアルコールに変えられて、お酒になったもの、いわゆる醸造酒です。

一方焼酎は、米や芋、ソバなどの原料を醸造して作られたアルコールを蒸気にし、冷やして液体に戻したもの、いわゆる蒸留酒と呼ばれるものです。

スポーツ飲料とアミノ酸飲料の違い

スポーツ飲料は、汗と一緒に失った水分やミネラル分を補給する飲み物で、クエン酸やビタミン・ブドウ糖などを加えて飲みやすくしてあります。

アミノ酸飲料は、人間の細胞を作っているタンパク質のアミノ酸を加えた飲み物です。

アミノ酸の種類によって、体力アップ型、免疫力アップ型、集中力アップ型など、色々な効能を宣伝した飲料が発売されています。

カルピスとヤクルトの違い

カルピスとヤクルトは乳酸菌を入れて製造している点までは同じです。

後の工程で、乳酸菌が生きた状態のままの製品はヤクルト。

加熱殺菌した製品がカルピスです。カルピスは加熱してあるので保存性が聞くのが特徴的です。

浄水とアルカリイオン水の違い

基本的には、浄水器を通った水を浄水、整水器を通った水をアルカリイオン水と呼びます。

浄水器も、整水器も、細かい繊維や活性炭の働きで、水道水に残っている塩素臭さやカビ臭さ、有害物・赤さび・細菌などを取り除きます。ここまでは同じです。

アルカリイオン水は、これをさらに電気分解してカルシウムイオンを含んだ、アルカリ度の高い水にしています。

ミネラルウォーターと天然水の違い

天然水は、各地の名水と言われる美味しい湧き水を原料にして、それをろ過したり加熱殺菌して、それ以外の加工をされていない水のことを指します。要は軟水です。

一方、ミネラルウォーターはミネラル分の多い水の成分を調整し、他の水を加えたり、殺菌処理した水のことを言います。こちらは硬水です。

お茶と麦茶の違い

お茶は、緑茶も紅茶もウーロン茶も、すべてツバキ科の常緑樹であるチャの葉が原料です。

一方麦茶は、大麦の種子を炒って煮出したものです。

紅茶と烏龍茶の違い

紅茶は、摘み取った茶葉をしおれさせ、完全に発酵させた発酵茶のことを指します。

一方ウーロン茶は、少しだけ発酵させた後に、熱を加えて発酵度合いを抑えた半発酵茶です。なお、緑茶はついとった後すぐに熱を加えて発酵を止めた不発酵茶です。

天然果汁と濃縮還元果汁の違い

天然果汁とは、オレンジ、リンゴなどの果実を絞ったままの果汁100%のことでストレート果汁とも呼ばれます。

一方、濃縮還元果汁は、絞った果実から水分を分離して減らし、冷凍保存しておいて、後でこれに殺菌した水を加えて元の状態に戻したものです。

ちなみに、それが果汁100%であればこれも天然果汁ということになります。

カフェラテとカフェオレの違い

カフェラテはイタリア語で、エスプレッソにミルクを加えたもののこと指します。

ちなみにエスプレッソはとても濃いコーヒーのことを言い、エスプレッソにお湯を加えると普通のコーヒー(アメリカーノ)になります。

一方で、カフェオレはフランス語で、コーヒーにミルクを足したものです。

違いはコーヒーの濃さにあります。

あめとキャンディーの違い

あめは、日本で伝統的に作られてきたもので、麦芽や水あめ、砂糖を使って作られます。

キャンディーは、西洋風あめにつけられて名称で、原料は主に砂糖と水あめです。

お好み焼きとチヂミの違い

お好み焼きは、小麦粉と卵の生地に、肉・魚・野菜など、お好みの具材をまぜ入れて鉄板で焼きます。

チヂミは小麦粉と卵で生地を作り、具の中心はニラ、これに刻んだ唐辛子や削り節を入れてごま油で焼きます。

饅頭と大福の違い

饅頭と大福は中身は同じですが、皮の材料が違います。

饅頭は、小麦粉やすりおろした山芋と米の粉・砂糖を練って蒸したものです。

大福は、もち米を蒸して餅を作り薄く伸ばしたものを皮にします。

わらび餅とくずもちの違い

わらび餅は、シダ科のワラビの根に蓄えられてデンプンを使って生地を作ります。

くずもちは、マメ科のくずの根に含まれるデンプンを使って生地を作ります。

ういろうとゆべしの違い

ういろうは、上新粉(米の粉)・もち米・くず粉・砂糖を加えてねり、それを型に入れて蒸したものです。

ゆべしは、「柚餅子」と書くのですが、ゆずのみをくり抜き、その中に米の粉・もち米・砂糖を入れ、くるみ加えたり、味噌味にし、ゆずの蓋をして蒸したものです。

アイスクリームとソフトクリームの違い

アイスクリームは、原料の中に乳固形分が15%以上で、そのうち乳脂肪分が8%以上ある乳製品に釣られる名称です。

ソフトクリームはアイスクリームを半凍結させたものです。

完全に凍結させているのか半凍結かの差です。

カップケーキとマドレーヌの違い

スポンジケーキや、パウンドケーキをカップ型に入れて焼いたのがカップケーキ。

貝の形のマドレーヌ型に入れて焼いたものがマドレーヌです。

要は焼くときの型の違いです。

ケーキとカステラの違い

スポンジケーキは、カステラに比べて卵と砂糖割合が少なく、バターが使われています。

カステラは、卵が多めに使われているので綺麗な黄色が出ますし、しっとり仕上がるのは砂糖が多めに入っているおかげです。

パイとタルトの違い

ふちにギザギザの無いパイ皿で焼いたものがパイです。生地にも特徴があり、さっくりとした感じがあります。

パイ皿のふちにギザギザが入ったタルト型で焼いたものがタルトです。

クッキーとビスケットの違い

長く保存できる焼き菓子のことをアメリカではクッキーと呼びます。

一方で、イギリスでは同じものの事をビスケットと呼んでいます。

ジャムとマーマレードの違い

くだものに砂糖を加えて煮詰めると、くだものに含まれるペクチンがくだものの酸味と砂糖に反応してゼリー状になります。ここに、ペクチンとレモン汁(酸味料)を加えるとジャム化します。

一方、日本では、オレンジなどの柑橘類の実と皮をジャムにしたものマーマレードと呼んでいます。ヨーロッパの多くの国では濃度の高いジャムのことをマーマレードとするそうです。

バニラビーンズとバニラエッセンスの違い

バニラビーンズもバニラエッセンスもラン科の「バニラ」の実が原料です。身を発酵させ、日光の下で乾燥し、さらに陰干しして作ります。

これをパウダー状にしたものがバニラビーンズです。

そのバニラビーンズから抽出したエキスから作るのがバニラエッセンスです。

バターとマーガリンの違い

バターは乳脂肪分が80%以上で水分が17%以上のものと決められています。

一方マーガリンはバターの代用品で、植物性油脂などの各種の油脂に、水・乳化剤・副原料を加えて乳化して製造されています。

生クリームとコーヒークリームの違い

生クリームは乳脂肪分が18%以上あり、何も添加物を加えていない乳製品のことを指します。

コーヒークリームは、乳製品の一部あるいは全部を、やし・パーム・大豆・とうもろこしなどの植物性油脂を使って安定剤や乳化剤などの添加物を加えて作られたものです。

はちみつとメイプルシロップの違い

はちみつはみつ罰が花の蜜を巣の中に蓄えたものを人間が利用している食品です。

メイプルシロップは、佐藤家でという木の樹液を煮詰めたものです。

ナタデココとタピオカの違い

ナタデココの原料はココナツミルクです。ここに、なた菌を植え付けて植え付けて作ることからナタデココと名付けられました

タピオカはキャッサバという芋の澱粉が原料です。

ゼリーとところてんの違い

ゼリーは液体を固める時にゼラチンを用いています。口の中に入れると溶けるのが特徴。

一方、ところてんは、寒天を用いて液体を固めます。口の中に入れても溶けません

これで『豆知識』大人なら知らないと恥ずかしいお菓子と飲み物の常識28選を終わります。

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