鶏肉めっちゃ好きなんだけど、家で鶏モモ肉を料理しようと思っても、なかなか美味しく仕上がらない。
お店で食べる鶏肉は皮がパリッとしていて、中身はジューシーですごく美味しく感じるのに、家だと、いまいちぱさついて美味しくないんだよな。
誰か美味しい鳥もも肉の食べ方を教えて。
これらの疑問を解決していきます。
鶏モモ肉って美味しいですよね。値段も安価で家庭で料理するにはもってこいのお肉だと思っています。
僕は、小さい頃から鶏もも肉が大好きで、家族でステーキ屋さんに行くことがあると僕だけ鶏モモ肉のソテーを頼むんです。親に「ステーキじゃなくていいの?」って聞かれても頑なにチキンソテーを選んでましたね。
お店だと美味しいチキンソテーでも、家で作るとなかなか美味しく仕上がりませんよね。
しかし鶏モモ肉の焼き方さえ知っていれば、家でも簡単に、お店で出てくるような皮がパリッとしていて中身がジューシーな鶏モモ肉のソテーを簡単に作ることが出来ます。
お肉の焼き方と、ソースの作り方をマスターすると、料理の幅がものすごく広がるようになります。
この記事を読むと、簡単美味しいチキンソテーが作れるようになるよ。
簡単で美味しい鶏モモ肉の焼き方
まずスーパーに行ったら、ちゃんと鳥モモ肉を買ってくださいね。鶏胸肉だとパサつきやすいので、少し技術が必要になってきます。
鶏モモ肉の焼き方のポイントは3つ
すごく簡単なのでそれぞれ説明していきます。
よく鶏肉に切れ目を入れて平らにしなければいけない、と言われるのですが、包丁とまな板が汚れるのがめんどくさいので割愛します。
本当に美味しく仕上げるのなら、肉の厚みを均等にして火の通りを均等にしてあげるのがベストです。筋も切れるので肉が縮まらないというメリットもあります。
鶏モモ肉を常温に戻しておく
まず、鶏モモ肉を常温に戻しておきます。20〜30分前に出しておくといいです。
常温に出しておくと、お肉の中まで均一に火が通るようになるんです。
なぜかというと、鶏モモ肉を焼くとき、まず表面から火が入っていきますよね。
そこからだんだん中に火が入っていくんですが、お肉の中が冷たいと表面だけしっかり焼けているのに、中の方はまだ生ということになってしまうんです。
生の肉は美味しくないし、腹壊すんで本当に注意してくださいね。
僕がよくやる裏技としては、電子レンジの解凍で若干暖かいを感じるくらいまでチンしちゃいます。そうすると中までしっかりと火が入るようになるのでオススメですよ。
下味をつける
鶏モモ肉がしょっぱくならない程度に軽〜く両面に塩胡椒をしてあげると美味しく仕上がります。
皮目の方を少し強めに振ってあげるとなお良いです。
どの料理でも下味をつけることはとても重要で、素材の旨みを程良い塩味が引き立てるようになるのです。
旨みだけの美味しさよりも、塩味が加わることで10倍くらいに美味しくなります。
1つ1つ丁寧に下味をつけてあげて、個を美味しくしたら、1つにまとめて、最後に味を調整してあげるというイメージで料理を作るといいです。
ただ、塩味が強くなりすぎるとどうしようもできなくなるので、薄めにしてください。
しょっぱくないギリギリで塩味を感じるのがベストです。
ちなみにブラックペッパーはホールで買っておいて使う直前でミルでひいた方が香りも辛味をより引き立つようになります。
強火で皮目から美味しそうな焼き目をつける
鶏モモ肉は必ず皮目から焼き色をつけます。
焦げないくらいの強目の火加減にし、フライパンを温め、油を敷き、フライパンに油が馴染んだら、皮目から鶏肉を入れてください。
ここでポイント!
焼き始めると、どうしてもお肉が縮み始めるので、上から押し付けて皮全体がしっかりと焼き色がつくようにしてください。
浮いている部分をとにかく押し込む、焼いてあげる。
もう1つは、美味しそうな濃いきつね色になるまでしっかりと焼いてあげること。
微妙な焼き色が付いていても全然美味しそうには見えません。
料理が出てきた時に、一目で「わぁ!美味しそう!」となるくらいまでしっかりと焼いてあげるといいですよ。
もし焦げちゃうから心配だよ、という人は火が強すぎるかもしれません、少し弱めてあげて、中強火にしてあげるとうまくいきます。
そうしたら、裏っ返して身の方を焼いていきます。
こちらは中火くらいでいいです。イメージはこんな感じですね。
程よく火が入ったらアルミホイルで巻いて余熱で火を入れていきます。この後ソースを作るのですが、ソースと一緒に温めるので、そこで最終的には中まで火を入れます。
簡単ソースで美味しさとバリエーションが10倍に
鶏肉が焼き終えたら、同じフライパンを使ってソースを作っていきます。
鶏肉から出た旨みを使ってソースにするので、美味しく仕上がりますよ。
ソースの手順としてはとても簡単。
ソース作りでやる手順としてはたったの2つです。超簡単ですよ。
お酒を入れて強火にしアルコールを飛ばして旨みを凝縮する
まず、ソースのベースとなるものを作ります。
アルコール(ワイン、日本酒)をどばどばっとフライパンに注ぎ入れます。
強火で煮立てアルコールを飛ばし、お酒の旨みを凝縮させていきます。
フライパンを軽く揺らしながら、フライパンについている肉の旨みを取り込んでいくイメージです。
味を加えていく
ソースのベースが出来上がったらあとはお好みで味をつけていくだけです。
ここで加える調味料でバリエーションをつけることができるので、自分の好きな味にアレンジして、色々試してみてください。
ソースがかかっているだけで、急に高級感が出るので本当にオススメです。
ソースが出来上がったら焼いたお肉を戻し入れてお肉の中まで火を通し、ソースと絡ませたら完成ですね。
カットして盛り付けてあげてください。
ソースにしっかりとしたとろみが欲しい時は、お肉を出した後にさらに煮詰めてあげるといいですよ。
そして盛り付けたお肉の上にソースをかけてあげてください。
ちなみに煮詰まりすぎてしまったら、水を少量加えてあげるだけで、元に戻りますよ。
ソースの種類をいくつか紹介していきますね。
テリヤキチキン
酒、みりん、しょうゆ、を 1:1:1
この割合でフライパンに注ぎ入れてください。あとは程よくとろみがつくまで煮詰めるだけです。
ハニーマスタードのチキンソテー
白ワインでソースのベースを作ったら、粒マスタード、はちみつ、ほんの少しの醤油を加えて、程良いとろみがつくまで煮詰めてください。
何か物足りないなら、塩、ブラックペッパー、鶏ガラスープの素で味付けすると美味しくなりますよ。
トマトのソース
市販のレトルトのソースでもいいので、フライパンで温めてあげるといいです。
あらかじめ、自家製のトマトソースを作っておくとなお良しです。
トマト×オレガノは相性抜群!イタリア料理人直伝のトマトソースレシピ
他にも香味ソースにしたり、チーズをのせてみたり、トマトレモンソースにしたりと様々なバリエーションをつけることができます。
正直毎日鶏肉でも飽きませんね。
自分だけのお気に入りの味を見つけてみてください。
これで大好きな鶏モモ肉を簡単でめっちゃ美味しくに食べる焼き方を教えますを終わります。
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